原作モノだけでなく、オリジナル作品も手がけており、幅広いタイトルで活躍されているアニメ監督。コミカルさとシリアスさをうまくバランスさせる監督としても知られています。
東京出身。早稲田を卒業後、アニメーターに。
そして「きまぐれオレンジ☆ロード」のOVA作品で初監督を務めます。
その後も数々の作品に監督だけでなく、脚本や絵コンテなど様々な形でアニメ作品に関わっていきます。
小説家としての活躍
もりたけし監督は自身がアニメ監督をしたものを自らノベライズしています。
「ストラトス・フォー」はOVAをノベライズ化しており、テキストならではの説明があり、より世界観を深く知ることが出来ます。
「秘境探検ファム&イーリー」はアニメ化やマンガ化もされている剣と魔法がでてくる冒険ファンタジー作品で、そちらも王道ものとして仕上がっています。
どちらも絶版になっており入手が難しいですが、もし機会があれば是非手にとってみてください。
今改めてオススメしたい!「ストラトス・フォー」
「ストラトス・フォー」の物語は地球が流星群、隕石、彗星の飛来に襲われる近未来の地球が舞台で、その迎撃部隊のパイロットを目指す4人の少女たちの葛藤や成長をコミカルとシリアルさを混ぜあわせたものとなっています。
キャラクターデザインも「日本が誇る三大脚アニメーターの1人」と言われている山内則康が担当しており、女性キャラクターのスタイルが良いのも見どころです。
また航空自衛隊が全面協力し、登場する機体も実在のものをモデルとしており、パイロットと管制官とのやりとりなど細かい設定や描写がなされています。
近年流行している「ガールズ&パンツァー」や「艦隊これくしょん」などの萌え+ミリタリーというジャンルではかなり先行しており、当時もマンガ、OVA、小説など幅広く展開し人気のあった是非オススメしておきたいタイトルです。
最後に
近年監督をすることが少なくなったもりたけし。
ですが、2014年7月にセガネットワークスが提供している人気ソーシャルゲームチェインクロニクルのショートアニメの監督をすることが決定しました。
また、もり作品を楽しめる日が待ち遠しいです。
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