魔法少女まどか☆マギカの脚本で知られる虚淵玄の作風

魔法少女まどか☆マギカ(まどマギ)』で大人に受ける脚本を書き続ける虚淵玄。
あのダークな雰囲気はどこから来るのでしょうか。
madoka

引用:http://www.madoka-magica.com/

高校を卒業後、PCゲーム制作会社「ニトロプラス」に入社。
2000年に同社の初タイトルである『Phantom -PHANTOM OF INFERNO』のシナリオを担当し、デビューします。

この作品は2004年に『Phantom -PHANTOM THE ANIMATION-』というタイトルでOVA化、2009年には『Phantom 〜Requiem for the Phantom〜』というタイトルでTVシリーズアニメ化し、人気を博しました。
そしてシナリオだけでなく、企画原案、監修など製作総指揮としての活動も増えていきます。

2006年には「TYPE-MOON」の人気タイトルである『Fate/stay night』のスピンオフ作品である『Fate/Zero』を2社のコラボレーション作品として虚淵が執筆。
こちらも原作に劣らず人気が高く、2011年にアニメ化をしています。
また人気漫画タイトル『ブラック・ラグーン』の作者から指名をされ、同タイトルのスピンオフ作品も執筆し、その後アニメの脚本などにも活動の場を広げ、
『魔法少女まどか☆マギカ』で一躍有名となりました。

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虚淵玄の作風

小説家を目指していた一方文学などには興味がなく、映画や大衆小説を読んでおり、エンターテイメントしている作品を好んでいました。
そのため初期の作品では自身の趣味が色濃くでており、作中に映画のオマージュや、バイオレンスやハードな内容などが強く出ています。

そして美少女ゲームが多い日本のPCゲーム業界では異色のシナリオライターであり、ニトロプラスの作品全体に対して大きな影響となっています。

アニメ作品においてもハードでバイオレンスな描写やメインキャラがあっさり死ぬなど鬱展開な内容が多く、『魔法少女まどか☆マギカ』などはいわゆる魔法少女作品にある敵を倒していく上での成長など、子供を対象にした筋書きから大きく外れ、今までにない魔法少女として高く評価されています。

その表現ができるきっかけとなったのが、24歳頃に感染症にかかり、死に至る可能性が高い状況でした。その後の療養中に自身を「ある意味社会的に抹殺されてる死人同然」と捉え、死に対する想像力を巡らせられるようになり、キャラクターが死ぬ際の想像力を回避できるようになったためと言われています。

ただし、近年からはそういった重い雰囲気の少ない作品も増えてきています。
翠星のガルガンティア』や『楽園追放』などはSF作品であり、ストーリーも王道なものとなっています。

オススメしたい虚淵作品

psycho-pass
PSYCHO-PASS
『踊る大捜査線』で有名な本広克行監督は大のアニメファンであり、自身でアニメを作りたいという思いからスタートした作品です。
小説家の深見真と高羽彩がシリーズ構成をし、虚淵はメインメインストーリーライターとして脚本を書き下ろしました。

あらすじ

舞台は、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とした「シビュラシステム」(以下シビュラ)が導入された西暦2112年の日本。人々はこの値を通称「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼び習わし、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。
その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測されており、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。
そのような監視社会においても発生する犯罪を抑圧するため、厚生省管轄の警察組織「公安局」の刑事は、シビュラシステムと有機的に接続されている特殊拳銃「ドミネーター」を用いて、治安維持活動を行なっていた。

(wikipediaより)

近未来SFでありつつも、泥臭い往年の警察ドラマを群像劇の形で話は進んでいきます。
わかりやすい能力バトルではなく、頭脳戦に加え、初期の作風であるバイオレンスな部分も強く大人向けのアニメに仕上がっています。

最後に

いかがでしたでしょうか。
日本だけでなく海外のアニメファンの中でも知られている虚淵玄。
業界内でも実力が認めれており、今後もどんどん新しい作品を作っていくことでしょう。
虚淵作品のようなハードなアニメを観ることで、アニメに対する新たな一面が伺えるかもしれません。

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