多くの作品の主役やヒロインで出演し、声優の中でも今最も知名度のある声優のひとり、花澤香菜。
TVや雑誌、ラジオでの出演も多いことから、名前くらいは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
花澤香菜という人物についてあまり知らない人は、まずは紹介記事をご覧ください↓
声優・花澤香菜。癒し系ボイスで幅広いキャラクターを演じる彼女の魅力とは
今回は、花澤香菜を知ったばかりの人や、もっと深く知りたい人に向けて、多くの出演作品の中から厳選して紹介します。
[adSense]STEINS;GATE
STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)は、想定科学アドベンチャーと呼ばれるシリーズの第二作品目で、過去と現在、そして未来を巻き込んだSF超大作です。
原作はXboxで発売されたゲームで、TVアニメの放送は2011年4月から9月まで放送されていました。
【あらすじ】
舞台は2010年の秋葉原。大学生になっても厨二病から抜け出せない主人公の岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」という小さな発明サークルを立ちあげていた。研究所のメンバー(ラボメン)は、橋田至と幼馴染の椎名まゆり。
岡部たちラボメンは、ある日偶然にも、過去へメールが送れる「rタイムマシン」を作り出す。世紀の発明に興奮を抑えきれない岡部は、過去への干渉を繰り返す。その後に訪れる世界を巻き込む大きな悲劇があるとも知らずに・・。
世界の未来の平和を救うために奮闘する岡部倫太郎。孤独な戦いの中で待っていたゴールとは・・。
(公式サイト、wikipediaより)
この作品で、花澤香菜が演じたのは、主人公の幼馴染で未来ガジェット研究所の創立メンバーでもある椎名まゆり。
椎名まゆりは、のんびりとしたマイペースな性格で、おっとりとしたしゃべり方をするキャラクターであり、作中の重要度も非常に高い人物となっています。
普段は笑顔を絶やしませんが、ふとした時に真面目なことをいったり、怒ったり、悲しんだりなど感情の表現の豊かな性格を見事に演じており、花澤香菜の実力を知ることのできる作品のひとつとなっています。
シュタインズ・ゲートは、ゲームやドラマCDで多数のスピンオフ作品を楽しむことができるので、花澤香菜ないしは作品に興味のある人は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
TVアニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』公式サイト
PSYCHO-PASS サイコパス
2012年10月からフジテレビのノイタミナ枠で放送されていた近未来SFのオリジナルTVアニメで、「踊る大捜査線」の監督・本広克行が総監督を務めたことでも話題になった作品です。
CMや広告などあらゆるところで大々的にプロモ−ションをしていたので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
【あらすじ】
舞台は、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とした「シビュラシステム」(以下シビュラ)が導入された西暦2112年の日本。人々はこの値を通称「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼び習わし、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。
その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測されており、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。
そのような監視社会においても発生する犯罪を抑圧するため、厚生省管轄の警察組織「公安局」の刑事は、シビュラシステムと有機的に接続されている特殊拳銃「ドミネーター」を用いて、治安維持活動を行なっていた。
(wikipediaより)
花澤香菜はこの作品で、ヒロインの常守朱を演じました。常守朱は、学業が非常に優秀で、訓練校も首席で卒業するほど。
公安局の刑事である監視官でもあり、不器用で時にネガティブですが、正義感にあふれたキャラクターです。椎名まゆりとはまた全然違うキャラクターではありますが、緊迫した時の微妙な感情の動きなどもリアルに演じており、作品の世界観や魅力をよりいっそうと引き出しています。
花澤香菜は基本的には、いわゆる「かわいい女の子」を演じることが多いですが、常守朱では「かっこいい大人の女性」を演じていることで、新たな一面を見ることができます。
化物語
西尾維新による小説、「物語シリーズ」のひとつ「化物語」を原作としたTVアニメです。
2009年7月より放送されており、その後の続編として「傷物語」や「偽物語」「猫物語」なども立て続けにTVアニメ化されています。
【あらすじ】
高校3年生の少年・阿良々木暦は、文化祭の準備をしていた5月のある日、ひょんな事から2年間ろくに会話すらしたことがない病弱なクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまう。なんと彼女には、およそ体重と呼べるものがほとんど無かったのである。
暦は秘密を知った日の放課後、ひたぎから秘密をばらさないようにと執拗な脅しを受けるが、それにもめげず彼女の秘密に対する協力を申し出る。彼女によると、2年前に1匹の不思議な蟹に出会い、重さを根こそぎ持っていかれたのだと言う。
実は暦もひたぎと同じような奇妙な体験をしており、その時に忍野メメという怪異に詳しい男の力を借りたのだった。暦とひたぎはメメに相談するため、彼の住む学習塾跡の廃墟ビルに向かう。メメによるとひたぎの体重を奪った蟹もやはり「怪異」であるという。ひたぎはメメの力を借り、自分の体重を奪った怪異と再会するのだが、それには彼女自身が封じたある過去の秘密が関係していたのだった。
(wikipediaより)
花澤香菜はこの作品で、主人公の妹の同級生で中学2年生の千石撫子を演じました。
千石撫子は、極度の恥ずかしがり屋キャラであり、また典型的な妹キャラです。
ちなみに、化物語で花澤香菜は千石撫子として「恋愛サーキュレーション」という曲も歌っており、ニコニコ動画やカラオケなどでも人気の曲となっています。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
主人公と妹を中心としたラブコメアニメ。
ライトノベルが原作で、2010年10月よりTVアニメ1期が放送され、2013年4月より2期が放送されました。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」というタイトルが長めであることから、よく「俺妹(おれいも)」と略されて呼ばれています。
【あらすじ】
平凡で穏やかな日々を過ごしていた男子高校生・高坂京介。
だが、彼の日常は妹・桐乃の「人生相談」で急変する。スポーツも学業もなんでもトップで読者モデルもこなす桐乃は、実はアニメやゲームが大好きなオタク趣味の持ち主だった。
桐乃の人生相談をこなすうちに、桐乃のオタク友達やモデル友達を巻き込んで様々な試練が訪れる。
(公式サイト、wikipediaより)
この作品で花澤香菜は、主人公の妹である高坂桐乃のオタク友達、黒猫を演じています。黒猫は、中学3年生で日常的にゴスロリファッションをしている厨二病キャラ。
人見知りで口下手ですが、しゃべる時はよくしゃべるキャラで、どこか暗い性格でありつつも、時々見せる優しさなども見せる喜怒哀楽がはっきりとわからないキャラをしっかりと演じています。
ニセコイ
週間少年ジャンプで連載中のマンガを原作とした青春ラブコメアニメです。
2014年1月から5月まで2クールで放送されました。
ジャンプが原作ということで、原作を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
【あらすじ】
極道一家のひとり息子だが、ごく普通の高校生・一条楽。
彼は10年前に仲良くなった女の子と「再会したら結婚する」という約束をし、その時にもらったペンダントを肌身離さずに持っていた。そんなある日、楽のクラスにやってきた転校生の美少女・桐崎千棘。
最初の出会いから相性最悪で、事ある毎にケンカを繰り返す楽と千棘だが、とある事情から二人は偽の恋人同士を演じることに。
恋心を抱く、クラスメイトの小野寺小咲の事を気にしつつも恋人のフリを続ける楽の行く末とは。
(公式サイト、wikipediaより)
花澤香菜はこの作品で、メインヒロインの1人、小野寺小咲を演じています。
小野寺小咲は、明るくて優しい性格、そしてクラスの男子からの人気も高いというアニメのヒロインとして定番のキャラクターです。
王道なキャラだけに個性を出すのが難しく、なにか印象付ける個性などが必要になってきますが、小野寺小咲の見た目の美しさは勿論、演じている花澤香菜もキャラの魅力を存分に引き出しており、
王道ヒロイン役としての地位も確立したように思えます。
アニメ自体も原作同様出来が良く、2期の制作も決定しているので、まだチェックしていない人は観てみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
どの作品も、花澤香菜の魅力を知るには良い作品です。
今回紹介した他にも、非常にたくさんの作品に出演しているので、これをきっかけに過去の作品も随時チェックしてみると、より花澤香菜の声優としての実力や魅力を知ることができるでしょう。
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