SFアニメおすすめ作品7選。重厚で作りこまれた世界観がアツい!

アニメは好きですか。 あれは子供が見るものだと敬遠してはいませんか。 日本のアニメは今や世界に誇れるサブカルチャーのひとつです。クオリティーも高く、CGの導入により更なる進化を遂げています。では今日だけしか素晴らしいアニメがないのかといえばそうではないんです。 今ほどの技術がなくても名作と呼ばれるほどのアニメは多々存在します。その中でおすすめのSFアニメを7選ご紹介致します。

宇宙戦艦ヤマト

SFアニメと聞いておそらく多くの40代~50代の、特に男性の方が思いつくのがこれではないでしょうか。

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あらすじ

西暦2199年、地球はガミラス帝国からの侵略を受け、放射能汚染によって地上の生物は死滅した。それでも人類は地下都市を建設し地球防衛軍を結成しながら抵抗していたが地下にも放射能汚染がひろがり、人類の滅亡まであと一年に迫っていた。

そんな中外宇宙から飛来した一隻の宇宙船から通信カプセルが回収された。それは宇宙の彼方イスカンダル星から放射能除去装置コスモクリーナーDを取りにくるようにとのメッセージと航海に必要な波動エンジンの設計図が収められていた。地球防衛軍は250年もの前の世界大戦の末に沈んだ戦艦「大和」を宇宙移民船として極秘裏に改造していたが、これに波動エンジンを取り付けコスモクリーナーDをもらいに行く宇宙戦艦「ヤマト」に改造した。

人類滅亡まであと一年。すべての人の夢と希望をのせ、イスカンダル星にむけて宇宙戦艦ヤマトが旅立つ。はたしてヤマトは無事帰還できるのか

おすすめポイント

この作品はこれまでの子供むけの作品では侵略=悪との考えが当たり前の勧善懲悪ではなく侵略側の立場での考え方や正義も描かれており、味方側の人間も間違いを犯していたり、双方とも多くの戦死者を出したりと、お互いがお互いの正義で苦悩しながらも進んでいく壮大なストーリーになっています。
どちらにも感情移入できるこのアニメは一度は見てほしい作品です。

銀河鉄道999

初恋の人はメーテル!とあげる人も多いのではないでしょうか。それほど魅力的なキャラが出ていたアニメですね。

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あらすじ

機械の体にすることで人間は永遠の命を手に入れた。ただしそれは高価なものであり限られた人々しか買えなかった。そんな中ある噂が流れた。銀河鉄道999に乗ればタダで機械の体がもらえる星に行けるという。

少年・星野哲郎は母と二人銀河鉄道999に乗るために都市に向かっていたが、途中で機械伯爵による人間狩りにより母親は殺されてしまう。その後、謎の美女メーテルと出会い、彼女から銀河鉄道999のパスをもらい彼女とともに地球を旅立つ。

はたして哲郎は機械の体を手に入れ、母の敵を取ることはできるのか。

おすすめポイント

哲郎がいろいろな星での様々な出会いを経て、生きるとは何か、限りある命の価値とは何かを学びながら大人へと成長していく所でしょうか。
そして哲郎が最後はどのような選択をしていくのかぜひその目で確認してみてください。

電脳コイル

近未来の話になりますね。でも日本の独特の雰囲気を醸し出していてどこかなつかしさを感じられるアニメですね。

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あらすじ

202X年。眼鏡型の透明なボディスプレイが全世界に普及して11年、”電脳メガネ”と呼ばれるどこからでもネットにアクセス可能なメガネが子供たちの間で流行し、また電脳と呼ばれる技術により道具だけではなくペットなどの動物も仮想空間に存在していた。

主人公のヤサコは幼いころの絵日記に「4423」の文字と鍵穴のような絵を見つける。さらに、夢の中で「僕は4423、君の兄だ」という声を聞く。この4423と鍵穴の意味は?

またもう1人の転校生として現れた謎の少女イサコこと天沢勇子が様々な事件を引き起こしていく。イサコの目的は何なのか、そしてこの謎を解明していくうちに意外な事実が!

おすすめポイント

このアニメはいろいろな謎につつまれております。そのさまざまな謎を解き明かしながら、それぞれの伏線がからみあい終盤でドラマを盛り上げてくれる内容がとても秀逸な所でしょう。また一つ一つの動きが素晴らしいです。リアルに描かれておりアニメとは思えない滑らかさがあります。このどこか昔の日本をにおわせる中で得体のしれない恐怖を感じながら進んでいくストーリーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

攻殻機動隊

こちらも近未来の話になりますね。近未来に高度化したサイバー犯罪に立ち向かう特殊部隊の話です。

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あらすじ

第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦後、世界は「地球統一ブロック」となり科学技術が飛躍的に高度化していた。脳に電気回路を組み込んで(電脳)人の意識を端末としてネットに接続できる電脳化技術や、脳以外の肉体をすべて交換可能な機械(義体化)にできるサイボーグ(義体化)技術が発展し、世界は生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイド、バイオロイドが混在していた。

その中でテロや暗殺、汚職等の犯罪を事前に察知して被害を最小限に防ぐ公安警察組織「公安9課」の活動を描いたもので、主人公である草薙素子が様々な事件を解決していく。

おすすめポイント

このアニメは魂をもたないアンドロイドが人を愛したり自己犠牲で他人を助けたりしており、人間と機械の境界はどこにあるのか、自分を自分たらしめる魂の存在がどこにあるのかを考えされられます。ちょっと内容は難しいかもしれませんが、見ればその魅力に引き込まれると思います。

AKIRA

大友克洋の作品でとても有名ですね。近未来の話でこちらは超能力が出てくるアニメです。

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あらすじ

1982年世界第三次大戦が勃発後から37年たった東京が舞台。金田をリーダーとする暴走族グループと敵対する組織クラウンと派手な争いをしている中、鉄雄が重傷を負う。そこへアーミーの軍用ヘリがあらわれ鉄雄を連れ去ってしまう。金田はテロ組織の一員のケイとともに救出に向かうが、その鉄雄の体に異変が・・・。そして軍の大佐が恐れるAKIRAとはいったい何者なのか?

おすすめポイント

まずそのリアリティの高さでしょうか。現実世界をそのままアニメで表現されているような描写やキャラの口の動きも声優のセリフとキャラの口の動きをマッチさせたりと本作に対する意気込みが伝わってきます。ぜひ大友克洋の独特の世界観を体験してみてください。

ブラックマジックM-66

士郎正宗が監督・脚本・絵コンテを手掛けた初のアニメ作品であり知る人ぞ知る隠れた名作の一つになりますね。

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あらすじ

軍が暗殺用アンドロイド2体を極秘裏に開発。輸送機で搬送中に事故にあい墜落し2体は逃走。1体は特殊部隊が確保し自爆したがもう1体は取り逃がしてしまった。その後、M-66に開発者の孫娘フェリスを標的とした試験用のプログラムが残されたままであることが判明する。事件を追っていた女性ジャーナリスト・シーベルは成り行きでフェリスを庇ってM-66と対峙する。

おすすめポイント

ズバリ、アンドロイド達の戦闘シーンでしょう。中国武術を思わせるような臨場感のある無駄のない動きはとてもすばらしいですね。それから標的を執拗に追いかけてくる姿は恐怖心を覚えるほどです。簡単な設定ながらもいろいろと作りこまれていますのでどきどきとしたスリルを体験してみてください。

とっぷをねらえ2!

あの「新世紀エヴァンゲリオン」で有名なガイナックスが設立20周年記念作品として作られたものですね。

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あらすじ

人類は「宇宙怪獣」と呼ばれる存在と戦い続けていた。戦力となる兵器「バスターマシーン」を「超・能力」によって動かす少年少女たちの組織「トップレス」。その中でもトップであるラルクと偶然出会ったアンドロイドの少女ノノ。彼女は「ノノリリ」なる人物にあこがれ宇宙パイロットになることを目指していた。ラルクを「お姉様」と呼び慕ってくるノノに少しずつ心を解いていくラルク。そんな中ノノは無事宇宙パイロットになれるのか。

おすすめポイント

裏設定が完璧に作られているところでしょう。この作品は「トップをねらえ!」の続編にあたりますが、その時代から12,000年後の話でありそこまでの細かい設定がちゃんとあるんです。バスターマシーンの進化などなどアニメでは説明されていない部分が数多くあり、またSF用語も多々使っており楽しめる作品ではないでしょうか。

「トップをねらえ!」の続編といいましたが、作画等は違うものになっています。しかしながら、後半から前作との話がうまく絡み合ってラストはあっ!と思わせるものになっています。ぜひ前作を見てからこの作品を見てほしいかなと思います。

週末はアニメ三昧

上にあげたほかにも名作と言われているものは多々あります。その数々の作品は今なお親しまれています。

CGを駆使した今のアニメは動きも画像も素晴らしいものです。それでも見劣りがしないと感じるのは、製作に何倍もの時間をかけ丁寧に作られているからだと思います。

時間をかけ人の手で細やかに作られていくその努力の集大成がこれら名作と呼ばれいつまでも語り継がれていくものだと思います。

今回挙げた作品はいまでもなお面白いと思えるアニメなので今度の週末はレンタルビデオ屋へ赴いて借りてみてはいかがでしょうか。

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