3つの「顔」から読み解く声優・佳村はるかの個性と魅力

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 009 城ヶ崎美嘉

『アイドルマスター シンデレラガールズ』の城ヶ崎美嘉役で声優デビューを果たし、同作アニメ版でも活躍中の佳村はるかさん。

『SHIROBAKO』や『天体のメソッド』でメインキャストを担当。『GO!プリンセスプリキュア』では第一話から物語を大きく動かし、プリキュアとしての参戦も期待されているキャラクター・七瀬ゆい役を熱演中と、今まさに大きな波に乗りつつある女性声優です。

2月14日生まれの大阪出身で、好物は梅味の飴。ファンからも声優仲間からも「るる」または「るるきゃん」と親しみを込めて呼ばれ、着実な成長で期待に応え続けています。

そんな佳村さんの魅力を、今回は3つの「顔」からご紹介します。

1.尽きない交流エピソード

佳村さんが大好きなことのひとつは「友達の家に泊まること」。

養成所で同期だった沼倉愛美さんや、山本希望さん・三宅麻理恵さんら「シンデレラガールズ」共演者をはじめとしたお泊り話は、佳村さんがパーソナリティーを務める数々のラジオや、様々な媒体のインタビューでも頻出のトピックです。

同期つながりでは洲崎綾さんとの友情が特に有名で、なんと女性が苦手なことで有名な松岡禎丞さんとも、ラジオで深いトークを繰り広げられるほど仲がいいとのこと。

このほか先輩・後輩を問わず共演者に声をかけて遊びに行った、ロケ地でおそろいのパーカーを買った、誕生パーティーを企画した等々。
佳村さんがその場にいないのに、自然と交流エピソードが語られてることもしばしばです。

熱心なファンから「コミュ力モンスター」とまで称えられるほどの社交性は、佳村さんの見逃せない一面です。

2.目が離せないキャラクター

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その一方、ときおり残念な面を見せることにも定評があるのが佳村さん。

レギュラーを務めている『デレラジ』で放ったパッションに溢れすぎる発言は幾度となく物議を醸し、公式非公式の両面で、担当している城ヶ崎美嘉のキャラクターに大きな影響を及ぼしたこともありました。
良くも悪くも、思わぬところで驚かせてくれるのが佳村さんの魅力です。

腕相撲で圧倒的な強さを見せつけてくれたり、「ケーキを30等分してほしい!」という無茶ぶりにパーフェクトな結果を出してみせたりと、秘めたポテンシャルの高さは計り知れません。

3.自分に負けないバイタリティー

困難にひたむきに立ち向かうバイタリティーも、佳村さんの魅力。

佳村さんは小さなころから歌や楽器が苦手で、どんなに練習しても上手くいかずに、音楽の授業が嫌になっていったそうです。
オーディションに通って、『シンデレラガールズ』のイベントで初舞台を踏む前にも、城ヶ崎美嘉の『TOKIMEKIエスカレート』を好きだと言ってくれているお客さんをがっかりさせてしまうのではないかと、ひどく思い悩んだそうです。

それでも覚悟を決めて歌いきれたのは、自分にできることは何かと考え抜いた結果、その答えはファンの人に「成長度合いを見てもらう」ことだという結論に達したからでした。

そのときのことを、佳村さんはこう回想しています。

”本当にあの時に
歌ってよかったです。

ぼろっボロだったけど
みんなが歌を聞いてくれて

楽しそうに応援してくれて

私はあの時のサイリウムの景色を忘れる事はないと思います。

下手だけど
またみんなの前で歌いたいと思いました。”

(「お祝いしてもらいました(^▽^)デレラジ!|アメちゃんどうぞ!」より)

いよいよ見逃せない佳村はるかの「これから」

佳村さんが語る意気込みにはいつも、まっすぐな思いが込められています。

スタートは下手でも、「こないだよりはうまくなった!」をちょっとずつ繰り返して、
成長しているところを見てもらえたらな、と思ってがんばっています。”

”今はいっぱい失敗をして、後悔することがあっても、
キャラクターを「生かせる」お芝居をできるようになりたいです。

〈「Page 2/2 | 「佳村はるか」新人声優のインタビュー&ミニグラビア【新人声優図鑑】 | ダ・ヴィンチニュース」より〉

昔から大好きだったという『プリキュア』シリーズの大舞台で「子供向けアニメに出たいーー!」という夢を叶え、
7月開始の『アイドルマスター シンデレラガールズ』第2クールも控えた佳村さん。

その活躍は、ますます見逃せそうにありません。

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