“そらそら”の愛称で親しまれる大空直美さんは、今注目の女性若手声優のひとりです。
大阪府出身で、関西では有数の私立大学・立命館大学出身の才女でもあり、声優としてはソフトな声質で、元気っ子からおしとやかな子まで、主に少女役を得意としています。
今回はそんな大空さんの人となりについてご紹介します。
“うってつけ”の関西弁キャラで初主役
「スレイヤーズ」「魔方陣グルグル」「機動戦艦ナデシコ」などの作品を見て、声優に憧れた大空さん。
2012年に声優デビューしたのち、「げんしけん二代目」スザンナ・ホプキンスで初レギュラーを獲得。2014年には「いなり、こんこん、恋いろは。」の伏見いなり役で、初めて主人公を演じることになります。
「いなり、こんこん、恋いろは。」は京都・伏見が舞台のラブコメディー。
大阪府出身で京都の大学に通っていた大空さんにとってはまさにうってつけの作品で、作中では大空さんの自然な京都弁を堪能することができます。
↑『いなり、こんこん、恋いろは。』は京都・伏見の町並みを忠実に再現した美術で、「聖地巡礼」も人気に。
バラエティー番組への出演で注目される
また日本テレビ系の人気バラエティー番組「幸せ!ボンビーガール」への出演も、大空直美さんの名前が知られるきっかけになりました。
貧乏だけど夢に向かって頑張る女性たちを取材する番組で、大空さんは「水樹奈々に憧れる声優の卵」として出演。
100円ショップでアルバイトしながらレッスンに励む大空さんの姿が紹介されました。
焼き肉のたれにパンの耳を付けた自作の“焼き肉“を振る舞うなど、貧乏生活ぶりを披露する一方で、「40回のオーディションで合格したのは1回」と新人声優ならではの苦労も告白。
出演の反響も大きかったようで、本人はTwitterで「うわああ今ツイッター開いたらフォロワーさんが3倍くらいに増えていたっ…!!! テレビのチカラってすごいいい!!」と喜びを表現。
うわああ今ツイッター開いたらフォロワーさんが3倍くらいに増えていたっ…!!!
テレビのチカラってすごいいい!!
— 大空直美@いなこんBD&DVD発売中♡ (@osorasan703) 2013, 5月 7
逆境をチャンスに変えた大空さんは、その後出演作を徐々に増やしていったのです。
地元・関西に向けても精力的に活動
そんな大空直美さんの「素」の魅力を知ることができるのが、ラジオ大阪の番組「めっちゃすきやねん」です。
大空さん、中島唯さん、松田颯水さんの関西出身・同世代三人組による関西女子のノリ全開のおしゃべりがアニメファンに知れ渡り、2014年の大晦日には年越しカウントダウンイベントも開催されました。
またここで大空さんは、“腹黒キャラ”やすぐにギャグを思い付く機転の良さなど、お笑い方面での才能み見せています。
その才能は、大空さんが緒方智絵里役で出演する『アイドルマスター シンデレラガールズ』のネットラジオ「デレラジ」にゲスト出演した際にも発揮。公開録音では吉本新喜劇ばりの見事な即興コントを披露しました。
↑大空さんが『シンデレラガールズ』で演じる緒方智絵里(画像中央)は引っ込み思案な女の子で、伏見いなりとはまた違うタイプのキャラクター。最新CD「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cute jewelries! 002では、『ちびまる子ちゃん』のオープニング曲「ハミングがきこえる」をカヴァーしている。
大空直美さんのさらなる飛躍に期待!
2015年は先述の『アイドルマスター シンデレラガールズ』、また春スタートの『ロボットガールズZ』にもバルちゃん役で出演予定の大空さん。
これから伏見いなりのような“関西キャラ“の新規開拓も期待されます。ラジオなどで見せる素の顔と合わせて、今後大空さんを見る機会はますます広がっていくことでしょう。
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